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風まつり(かざまつり)

by Aki

令和5年4月8日(土)・9日(日)菟足神社にて、風まつりが開催されます!
風車や、植木を売る店が並び、山車の曳き廻し、昼打ちの花火、夜には仕掛花火・打ち上げ花火が夜空を彩り、神前で手筒・大筒花火が奉納されます。

4月の花のころ、いにしえより伝わる伝統と格式のある春まつり。
風まつりの舞台となる菟足神社には、古来からいくつもの風にまつわる話が伝えられています。
1つは「祭神・上足尼命が当地に着任されたとき、海上がひどく荒れたにもかかわらず無事に着かれたことから、風に強い神様といわれ、信仰を集めた」というもの。
また、「寄進された延宝の神輿が江戸から回送されたとき、遠州灘の風波の難にもあわず平井の浜に無事に着き、これをひとえに同社の加護とした」というものなどです。風まつりの名前の由来も、そのあたりからきているのではないかと考えられています。
つまり、風に対する民間信仰をもとに、風に霊験あらたかな神社として菟足神社を位置づけ、例祭を“風の神様のお祭り”と呼ばれ、『風(かざ)まつり』というようになったと考えられるのです。
現在行われている風まつりは、雀射初などに代表される一般の神事と、手筒花火・仕掛け花火に代表される、余興などで構成されていますが、三河煙火の真髄を伝えるという点では、手筒花火などは日本一とも称せられています。

開催期間2023年4月8日(土)・4月9日(日)
開催場所菟足神社 豊川市小坂井町宮脇2

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